する方法をご紹介するつもりでした。が、先に説明しておく
べきことを思い出しました。
敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか | |
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いきなり本のご紹介ですが、この本は本物です。アマゾンの評価を
みてもわかりますように、内容が抜群なんです。
どんな内容かというと、なぜ、投資信託は日経平均やインデックス・
ファンドに勝てないのかを説明しています。加えて、
景気・不景気に関係なく、日経平均などの指数(アメリカなら
NYダウですね)は長期的にみたら、必ず右肩上がりするんです。
なぜかというと、資本主義は競争が大前提だからです。他社より
もいい製品を、安く、自分の希少価値を上げるため、スキルアップ
したり、工夫の積み重ねが永遠に続くからです。工夫をやめたら、
必ず負け組みになります。その例がソビエトじゃないでしょうか。
グラフをお見せできないのが残念ですが、81ページ目にグラフ
があるんですよ。1900年(日露戦争の頃)、ダウ平均に1$投資して
いたら、複利の威力が炸裂して、1995年には、1$が9122$になって
ます。複利で95年運用すれば、1$→9122$になってます。
もちろん物価も上昇していますが、それ以上に儲かっているのです。
経済の景気循環の波がありますが、長い目でみれば、資本主義は必ず
成長してきました。拡大再生産を成し遂げてたのです。
人間の欲望には限界がありません。よって需要と供給が均衡しな
がら拡大していきます。人間の限りない欲望が資本主義のシステム
と相乗効果をもたらし、経済成長のエネルギーになります。
2度の世界大戦、ナチスや共産主義の台頭、ベトナム戦争やら、
オイルショックやら、、、それらのネガティブな現象を、はね返して
成長してきました。これは日経平均にも言えることです。
数十年規模で考えると、必ず右肩上がりするのです。
日本が共産主義に路線変更したら、話は別ですが。ともかく、
株式市場は大勢の敗者とわずかの勝者に区別できます。
著者(チャールズ・エリス)は米国公認アナリスト協会の
会長を勤めるほどの投資IQの持ち主です。
証券投資で、勝者になるか、大勢の負け組みになるか、そこから
先はあなたの決断次第です。
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